日越外交関係樹立50周年と、分離手術から35周年を記念するドキュメンタリー作品
80年代、ベトナムの「ベトちゃんドクちゃん」としてメディアで多く取り上げられたグエン・ドクはいま夫、そして父となりホーチミンで暮らしている。ベトナム戦争で使用された枯葉剤の影響を受け結合双生児として生まれた運命、今も後遺症と戦う宿命、そして平和のメッセンジャーという使命とともに逞しく生きる姿を捉えたドキュメンタリー。
2024年、43歳を迎えたドクは14歳の双子の兄妹フジとサクラを子に持つ父。ドクは慢性的な健康不調を抱えながらも、片脚で乗る特別仕様の三輪バイクに乗り毎日を忙しく生きる一家の大黒柱だ。子供たちに愛を惜しみなく注ぎ、彼らの将来の成功を願う教育熱心な父でもある。35年前に話題になった双子の兄ベトとの分離手術は日本から最大の支援を受け、ベトナムで行われた。それから時を経て今、ドクは「教科書の人」、「過去の人」になりつつある。しかし、彼は今も枯葉剤の傷跡を背負いながら毎日を生きている。これまで多くのメディアから取材を受けてきたドク自身も、本映画の撮影では初めて自分の全てをさらけ出すと覚悟して挑んだ。ドクの過去と生い立ちを、今のドクとともに振り返るこの映画が未来に語るものとは。
監督/編集:川畑耕平
プロデューサー:リントン貴絵ルース、吉岡フローレンス亜衣子
出演:グエン・ドク、グエン・トゥエン、グエン・フーシー(フジ)、グエン・アンダオ(サクラ)
上映時間:73分
音声:ベトナム語、日本語
字幕:日本語
製作年度:2024年
製作国:日本
ジャンル・キーワード:人権、平和、家族
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