“ジェンダー平等” 先進国アイスランドからの問いかけ 。〈主婦〉とはなにか。家事を「自分ごと」として〈生活を大切にする〉営みとは?
1942年から現在まで続く、男女共学の家政学校「主婦の学校」 。世界最北の首都、アイスランドのレイキャビクに、1942年に創立された伝統ある「主婦の学校」がある。寮での共同生活を送りながら生活全般の家事を実践的に学ぶことができる、一学期定員24名の小さな学校だ。かつて、義務教育後に進学の機会が少なかった女性たちを、良き主婦に育成することを目的としていた家政学校(花嫁学校)は、世界のあちこちにあった。その多くが衰退していくなか、この学校は、1990年代に男子学生も受け入れて男女共学となり、現在まで存続している稀有な存在である。今では「主婦になるために行くわけじゃない」「自分のことは自分で面倒を見られる人間になりたい」と、性別に関わりなく、「いまを生きる」ための知恵と技術を求めて学生たちが集まってきている。本作は、時代の移り変わりと共にその役割を変化させてきた「主婦の学校」に注目したドキュメンタリーである。
監督:ステファニア・トルス
上映時間:78分
(音声)1:氷 /(字幕)1:日
原題:Húsmæðraskólinn/The School of Housewives
洋画・ドキュメンタリー・ジェンダーレス・SDG’s
© Mús & Kött 2020
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