上映会新作案内vol.196
■東京、パリ、ニューヨークを舞台に音楽家とジャーナリストの愛の物語を描いた芥川賞作家・平野啓一郎の同名ベストセラー小説を福山雅治、石田ゆり子主演で映画化した作品を紹介します。■
『マチネの終わりに』
〜大人、恋愛ストーリファン向け〜
誰よりも深く愛した人だった ―東京・パリ・ニューヨークの彩り豊かな街並みを舞台に、 音楽家とジャーナリストの男女二人が、出会い、悩み、そして愛した六年―原作は、芥川賞作家・平野啓一郎の代表作「マチネの終わりに」。ラブストーリーでありながら、人生の苦悩、世界の分断や対立といったテーマを織り交ぜ、登場人物たちの心情の変化を緻密に描き出し、大きな話題を生んだ。
パリでの公演を終えた世界的なクラシックギタリストの蒔野聡史は、パリの通信社に勤務するジャーナリストの小峰洋子と出会う。2人は出会った瞬間から惹かれ合い、心を通わせていくが、洋子には婚約者である新藤の存在があった。そのことを知りながらも、自身の思いを抑えきれない蒔野は洋子へ愛を告げる。しかし、40代の2人をとりまくさまざまな現実を前に、蒔野と洋子の思いはすれ違っていく…。
上映時間:124分 アミューズ
出演:福山雅治、石田ゆり子、伊勢谷友介、桜井ユキ、木南晴夏、風吹ジュン、板谷由夏、古谷一行
©2019「マチネの終わりに」製作委員会