Mr. ノーバディ
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ハッチは妻の父親の会社の経理係。判を押したように淡々と平凡な毎日を過ごしている。そんなある日、彼の家に2人組の強盗が入る。ゴルフクラブを握りしめたが彼は何もできず犯人を取り逃してしまう。そんな彼に妻も息子も失望。しかし、娘だけは彼に優しく接してくれた。しかし、娘が大事にしていた「猫のブレスレット」も盗まれた事が分かりハッチはそれを取り返すために犯人探しを始める。すると、隠されていた彼の本性が目を覚ます・・・。
おっさんがブチ切れたら怖いぞーー！作品の途中でハッチのギアが入ると，もう誰にも彼を止められない。しかも、ロシアンマフィアの息子をボコボコにしてしまったから、さぁたいへん。そこからはもうアクションシーンのつるべ打ち、そしてクライマックスの大乱戦はまるで「ランボー」！！アクションシーンはある意味オーソドックスなのですが、ギリギリのピンチからの大逆転で悪を叩きのめす演出は観終わったあとに本当にスカッとしました。最後に現れる援軍には思わずニヤリとしてしまいました。（以下、ネタバレ禁止モード）主演はボブ・オデンカーク。彼の奥さん役はコニー・ニールセン、ハッチの父親役はクリストファー・ロイド、そして彼の義父役はマイケル・アイアンサイド。この脇役陣は私の世代の映画ファンには嬉しい、渋～い配役です。
