上映会新作案内vol.167
■グラミー賞を5度受賞したイギリス出身の世界的ミュージシャン、エルトン・ジョンの自伝的映画。並外れた音楽の才能でまたたく間にスターへの階段を駆け上がっていった一方で、様々な困難や苦悩にも満ちたエルトン・ジョンの知られざる半生を、「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」や「ロケット・マン」など数々のヒット曲にのせたミュージカルシーンを交えて描いた作品を紹介します。■
『ロケットマン』
〜大人、音楽好き、イベント向け〜
日本でも社会現象となった大ヒット作「ボヘミアン・ラプソディ」で、降板した監督に代わり映画を完成させたデクスター・フレッチャーがメガホンをとり、「キングスマン」シリーズのマシュー・ボーンが製作を担当。同じく「キングスマン」シリーズでブレイクしたタロン・エガートンがエルトン役を務め、吹き替えなしで歌唱シーンもこなした。エルトン・ジョン本人も製作総指揮に名を連ねているほか、主題歌「(アイム・ゴナ)ラヴ・ミー・アゲイン」が第92回アカデミー賞の主題歌賞に輝いた。
不仲な両親の間で孤独に育った少年は音楽の才能を開花させ、古くさい本名を捨て「エルトン・ジョン」と名乗り、レコード会社の公募で出会ったバーニー・トーピンの美しい詩の世界に惚れ込み、一緒に曲作りを始める。そして誕生した、彼の代表作として世界的に知られる名曲「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」が注目され、デビューが決まる。LAのライブハウスでのパフォーマンスをきっかけに、エルトンは一気にスターダムへ駆け上がっていくのだが・・・。
上映時間:121分 UIP
出演:タロン・エガートン、ジェイミー・ベル、リチャード・マッデン、ブライス・ダラス・ハワード
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