ジョーカー (R-15+)
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ゴッサムシティで大道芸人をしているアーサーは母親の言葉に従い笑顔を振りまき、いつかコメディアンになることを夢見ていた。辛い毎日も笑って過ごしていたが、ある事から職を失い、そして唯一の理解者で彼が心から愛していた母親のとんでもない過去を知り、彼の心は完全に壊れてしまう。そんな時、アーサーは人気コメディアンのマレー・フランクリンの番組に出演する事になるが・・
素晴らしい!悪者キャラのジョーカーがいかにして生まれたのかが描かれます。ピュアな心を持つ青年があまりに悲惨で耐えがたい屈辱を重ね、彼の心のタガが『カチッ』と外れる瞬間、私は完全にジョーカーの虜になっていました。今後は過去のジョーカーが登場する映画の見方もきっと一気に変わってしまうでしょう。主演はホアキン・フェニックス。凄まじい演技に私はただただ魅了されました。マレー役は名優ロバート・デ・ニーロ。彼が●●されるシーンは心臓が飛び出すくらいドキッとしました。そして印象的だったのがアーサーの母親役のフランセス・コンロイ。ここで多くは語るまい。監督は『バングオーバー』シリーズのトッド・フィリップス。傑作です!お見逃しなく!!