チャーリーとチョコレート工場
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チャーリーは貧しい家の少年。そんなチャーリーの部屋の窓からは世界一有名な「ウォンカ・チョコレート」の工場が見えた。ある日、チョコレート工場のオーナーである、ミスター・ウォンカから世界に向けてメッセージが発信された。ウォンカ製のチョコレートに入った金のチケットを引き当てた5人の子供を招待!!そして最後の金のチケットを引き当てたのは、なんとチャーリーだった。現れたウォンカはなんだかとっても怪しい男。彼の案内の元、工場の中を見学する子供たちがひとり、またひとりと姿を消していく。果たしてウォンカの目論見とは??・・
「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」公開記念。ティム・バートン監督が子供心を抱えたまま大人になってしまった人たちへ、そしてはるか遠い昔にそんな気持ちを置いてきてしまった人たちへ、素晴らしい映画を作ってくれました。もちろん、子供たちも楽しめるエンターテイメント作品です。しかし、こんな映画にもしっかりと毒を仕込んでいるのがティム。今回も思い切りは笑えないギャグもふんだんに盛り込まれていました。そして、相変わらず彼の映画のキャラクターはぶっ飛んでいます。まずは、ウィリー・ウォンカを演じるジョニー・デップが絶妙な演技を見せてくれる。まさに怪演です。チャーリーを演じるフレディー・ハイモアはピュアな演技を、そして工場に招待される子供たちが一筋縄ではいかない面子ばかり。そして脇役陣も素晴らしい演技者ばかり。いや~、面白かったです。今回の映画で一番「キモイ」のがウンパ・ルンパ。ちいさい体の人たちなのですが、これが実にキモイ・・。当日の夢に出てきました・・(笑)