マリアンヌ
©2016, 2017 Paramount Pictures.
第2次世界大戦下のカサブランカ。イギリス諜報部員のマックスはフランス軍のレジスタンスのマリアンヌと合流した。ふたりはある大きなミッションのためにフランス人の夫婦を装い、その時を待っていた。作戦までの長い時間を共にしたふたりの間にはいつしか愛情が芽生えた。作戦後、マリアンヌはマックスと共にロンドンに逃げ、やがてふたりは結婚した。ふたりの間には娘も生まれ誰もが羨む幸せな夫婦となった。そんな時、マックスは軍の幹部に呼び出される。事もあろうか、マリアンヌにスパイ容疑がかけられていたのだ。偽の情報をマックスが受け取り、その情報が洩れるかどうかを探るというのだ。愛する妻の疑惑を晴らすべく、マックスは奔走するが・・
美男美女の美しすぎるラブストーリーに酔いました。まさに私はメロメロでした。しかし、物語の途中からはサスペンス色が強くなっていく。そしてマリアンヌが告げる「ある秘密」。そして衝撃のラスト。呼吸困難になるくらい切なかった。そこに愛があるからこそ辛かったです。サスペンス映画のドキドキ感に加えてアクションシーンも満載で、まったりしたラブストーリーとのメリハリも効いていました。しかし、この映画の良さの大半は主演のふたり。まさに水も滴る良い男のマックス役はブラッド・ピット、そして可憐な花のような美しさを湛えるマリアンヌ役はマリアン・コティヤール。このふたり、完璧です!まさに大人のための恋愛映画です。監督は名匠、ロバート・ゼメキス。