めぐり逢えたら
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妻を亡くしたサムはそのショックから立ち直れず、息子のジョナと共にシアトルに移り住むことに。そんな父親を見るに見かねたジョナは、視聴者参加のラジオの生番組に電話をして「パパに新しい奥さんを見つけたい!」と語る。その番組を聞いた女性たちから続々と手紙が届く中、ジョナはアニーとい女性の手紙に心打たれ、”彼女こそがパパの相手!”と確信。サムに内緒でバレンタインの夜にエンパイアステートビルの屋上で会おうという手紙をアニーに送るが・・・
バレンタインデーの映画は?と聞かれたとき、私がすぐに思い浮かべるのがこの映画です。原題は「Sleepless In Seattle」。この作品は1957年製作のケイリー・グラント、デボラ・カー主演の「めぐり逢い」がベースになっています。(リメイクではありません)この映画の公開当時、私はラブコメの女王と言われていたメグ・ライアン見たさに映画館に行ったのですが、映画自体が私の期待をはるかに超える面白さで、私は完全にこの映画の虜になってしまいました。この映画には大好きなシーンがいくつもあるのですが、冒頭、ラジオ番組でサムが亡くなった最愛の妻の事を語るシーンが最高です。そのセリフのひとつひとつがとにかく良いんです。それを聞いてアニーも彼に恋をするのです・・・。注目してください。そしてラストのエンパイアステートビル・・・ふたりは「めぐり逢える」のか??主演はトム・ハンクスとメグ・ライアン。