アメリ
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医師であった父親に心臓病と誤診され、学校にも行けなかったアメリは、一人で遊びながら空想にふけるのが好きになってしまう。大人になってもそんな部分が抜けない彼女だったが、個性的な人が集うパリのモンマルトルのカフェで仕事をしていた。ある日、自分の家のバスルームの穴から40年前の少年の宝箱を見つける。自分の昔の宝物が40年ぶりに届いたら??ワクワクしながら当人を探すアメリ。そしてついに宝箱は彼の手に・・・。その時の彼の笑顔が忘れられず、アメリは次から次へと人々に夢を与えようとする。そんなある日、駅のスピード写真の捨てられた写真を必死に集める男と出会う。彼と目が合った瞬間、アメリの鼓動はスピードアップ。これって恋なの??・・・
アメリが好きな事はクレーム・ブリュレのカリカリになった焼き目をスプーンで壊すこと、サンマルタン運河での水切り、穀物が入った袋にできるだけ深く手を入れること・・・。本当に楽しい映画に会う事ができました。フランスではアメリ現象まで起きたという。それは幸せ症候群。この映画を見て、たくさんの人がハッピーになったのです。登場人物がたくさんいるのですが、それぞれのキャラが面白くて、アメリが与えた小さなきっかけで笑顔になっていく。その顔の輝きが私たちをハッピーにしてくれるんですね。とにかくキュートなアメリを演じるのはオドレィ・トトゥ。彼女の振るまいが、笑顔が、そして映画を通して伝わってくるドキドキ感がタマリマセン!!そしてジュネ監督の映像の凝り様は半端じゃないです。とにかく細かいシーンを切り貼りで繋げ、次から次へと画面が変わっていく。特に空想シーンは最高です。そしてもう一つ、音楽も超チェックです。何度も何度も見てみたい映画です。最高~!!