魔女がいっぱい
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両親を事故で亡くした「ぼく」はおばあちゃんの家に引き取られる。そんなある日、ぼくはスーパーマーケットで不気味な女性に出会う。おばあちゃんが言うにはそれは魔女だとの事。その時は全く信じられなかったけれど、おばあちゃんと一緒にその地を離れ豪華なホテルに身を寄せたぼくは、そこで信じられない光景を見た。なんとそこでは世界中の魔女の集会が行われていて、魔女たちが大嫌いな子供たちをネズミに変える計画が話し合われていたのだ・・・。
コロナ禍に地元の映画館で唯一上映されていたハリウッド作品。本当ならもう少し盛り上がっても良いはずのスタッフ、キャスト、そしてクオリティなのですが映画館はとても空いていて当時はちょっと寂しい思いをしました・・。原作者は『チャーリーとチョコレート工場』のロアルド・ダールなのでちょっとブラックなファンタジー。小さい子供にはあの魔女の顔はちょっと怖いかも??しかし、注目は魔女のボスを演じるアン・ハサウェイの演技。美しい中にも残酷さと不気味さを兼ね揃えた魔女役で弾けまくっています。おばあちゃん役は名優オクタヴィア・スペンサー、ホテルのマネージャー役でスタンリー・トゥッチが登場します。監督は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の巨匠ロバート・ゼメキス。公開当時、ハリウッド映画に飢えていた私には一服の清涼剤となりました。